憧れのマイホーム、手に入れるには住宅ローンで融資が必要
一戸建て又はマンション。いずれにしろ多くの人が憧れるのがマイホームです。そのマイホームを手に入れるためには、たいていの場合銀行からの融資が必要です。いわゆる住宅ローンを組む必要があるわけです。返済方法や期間は人によって多少変わりますが、長いもので30~35年ローンがあります。人生の半分近くをローン返済の為に働くわけです。もちろんそのローンを払ってでも手にしたいマイホーム、得るものも大きいということです。
実際のところ、住宅ローンの金利は比較的低いのが一般的です。その代わり返済期間が長いため、30歳前後の時に住宅購入、ローンを30年とすると、定年の60歳までローンを払い続けるというパターンが多いです。しかし長期ローンの恩恵として、少し高額の持ち家でも取得が可能になるのです。
この住宅ローンはどこで扱われているでしょうか。一言で言えば銀行を含む金融取引会社ですが、それには普通銀行、信託銀行、信用金庫、JAバンク、労働金庫などが含まれます。また一般の銀行だけでなく、生命保険会社や信販会社、ノンバンク、そして住宅金融専門会社などでも住宅ローンは可能です。どの取扱会社で融資を受けるか、それは人それぞれの選択になります。返済利息も若干異なりますから、慎重に選択する必要があります。
万が一の時の為に覚えておく必要がありますが、もし返済が滞った場合どうなるでしょうか。失業で返済が滞った場合、または自己破産した場合は連帯保証人である信用保証会社が融資の貸し手である銀行に返済を行い、その代わりに抵当権を行使して権利移転を行い、あなたに立ち退きを求める事になるでしょう。こうならないように、返済のためにしっかりと働く必要があります。
ただし、比較的最近ある法律が施行され、少し制度が改善されたのは住宅ローン債務者にとっては朗報でしょう。2009年12月に中小企業金融円滑化法という法律が施行され、個人の住宅ローン債権の返済期間の延長による月々の返済金の減額などが可能になりました。万が一の場合は、こうした対処も可能になることを覚えておきましょう。
マイホームを持つというのは誰でも憧れる夢ですし、その夢を叶えるためには大きな努力と注意を払う必要があります。融資を受けてその融資を長い期間をかけて返済していくわけですから、人生の中でも大仕事になります。しっかりと計画を立ててから融資を受ける事にしましょう。